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これからも風都を守る風でいなさい [仮面ライダーW]

仮面ライダーW 最終話「Eにさよなら/この街の正義に花束を」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーW STORY 参照

フィリップが消滅してから1年、風都タワーも再建されていた。
そんなある日、探偵事務所にやってきた少年から、
姉を取り戻して欲しいと、依頼されたのだが……

最初の最終回(46話)、実質的な最終回(48話)に続き、
今回が本当の最終回。と、呼びたくなるような状況。
ハッピーorバットエンド、フィリップの復活はどうなるのか。
ネタバレを出来る限り見ずに、放映を待ちわびた1週間でした。

翔太郎が言ったミック用だと思われる猫缶の名前、良く聞き取れなかったのですが、
「レジェンド・デリシャス・ゴールデン缶」と判明。
探偵事務所の人間より、高級品食べているような気がします。
でも、これだけでフィリップがいなくなった後も、
ちゃんと事務所に居着いているとわかるのが、嬉しい。

イラっとくるような、自分は子供だからと他人任せな依頼人の少年。
でも、翔太郎と行動を共にしていくうちに、少しずつ意識が変わっていく。
それはかつて未熟だった翔太郎が辿ってきた道でもあると。
だから、少年と姉と亜樹子を庇ってドーパントに撃たれた時は、
ビギンズナイトのおやっさんを思い起こさせる。

そこで、満を持して登場するのが、エクストリームメモリ。
エナジーの攻撃を受け止めた上、フィリップ復活まで果たしてしまう。
「やあ、翔太郎」
……本気で、もう少し気の利いた言葉をかけてあげて欲しいと、思ってしまいました。
目の前で何が起こっているのかわからず、唖然している翔太郎達に、
「1年前、若菜姉さんが僕に体をくれたんだ」と、説明を始めるフィリップ。

ここでやられたっと思ったのが、若菜が出てくるシーンと、現在との時間差。
病室での会話や、翔太郎とアクセルの前から緑色の粒子となって消えたり、
シュラウドの最期を看取ってから、ビルの上で再起動の為の全てを閲覧していましたが、
後ろにある建設途中の風都タワーで、それが過去だと示していたんですね。
最初にフォーカスがぼやけた感じが入っているのは、
それが過去だったからだと、気付いていませんでした。

最後の園咲家勢揃いは圧巻でした。
本来は、こんなに仲の良い家族だったっと、残されるフィリップに告げているようで。
「人類の未来の為に、地球を変えるのは園咲の使命。
でも、一番相応しいのは私じゃない。誰よりも優しいあなたよ、来人」と、若菜。
「答えは そのうち見つかるわ。
とりあえず、これからも風都を守る風でいなさい」これは冴子。
「私達は地球に選ばれた家族だからね。この地球の中から、お前を見守っているよ」
穏やかな顔で語りかける琉兵衛。
弟に最後の別れを告げると泣き出してしまった妹を、優しく抱きしめる姉。
笑顔の父と、表情は見えないけれど満ち足りた雰囲気の母。
フィリップにとって、最後の家族の記憶が幸せなものとなって、良かった……

復活後のフィリップが、依頼人の少年に向かって、
「青山晶、君の事は既に検索済みさ……良く頑張ったね」
ここは地味に感動しました。
第1話で、風都に着たばかりの亜樹子に対して、
検索済みだから、「もう興味も沸かない」と、言い切っていた彼が、
子供に労わりの言葉をかけられるようになっていた。
悪魔ではなく、人になったんだなっと。

その後の翔太郎を始めとする仲間達の喜び様と、
久々に変身後、ノリノリでフォームチェンジをして、
エナジーをぼっこぼこにするダブルは、嬉しくて、楽しかった。
マキシマムドライブは、第1話で見ていて目が点になった、ジョーカーエクストリーム。
そして、「さあ、お前の罪を数えろ!」でフィナーレ。

後日談のエピローグ風でありながら、探偵業と仮面ライダーをこなし、
フィリップ復活の理由付けも、しっかりと示す。
でも、大元を倒した筈なのに、ガイアメモリ犯罪は無くならず、
仮面ライダーダブルの戦いは、これからも続いていく。
人の世に悪が無くなる事はないから、探偵兼街のヒーローは、
己の意思がある限り、人と風都を守るために戦い続けるのだと。
いかにも地に足が着いたダブルらしい最終回でした。

ダブルは色んなモチーフを上手く活用していて、
翔太郎が切り札、ジョーカーであるとは、マネーの回の神経衰弱から、
夏の劇場版、仮面ライダージョーカーと、何度も出てきていますが、
フィリップが疾風、サイクロンである由来は特に語られていませんでした。
でも最後になって、これからも風都を守る風でいるようにとの、家族からの言葉。
それはさながら、風都と言う街で切り札が、風を得る物語のようで。

思えば第1話のアバン、女性のスキャットの流れる中、炎の中に立ち尽くし、
OPの夜のビルの上から、マフラーを棚引かせて、
街を見下ろすダブルへ続くインパクトは、物凄いものがありましたが、
その時の期待を裏切らず、1年間楽しく拝見させて頂きました。
単なる説明不足を、謎や伏線と勘違いしているような仮面ライダーが多い中、
軸をぶらさずに終わったのは、評価に値すると思います。
役者さんを始めとした全スタッフの方々、ありがとうございました。
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